【ライブレポート】Ron "Bumblefoot" Thal マスタークラス&ソロライブ
出典:http://www.suicideshift.info/r-bands/ron-bumblefoot-thal-japan-tour-2019.html
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こんにちは!
ギター大好き "こばちゃん" です!
今回は超絶技巧変態ギタリスト、
Ron "Bumblefoot" Thalのソロライブについてお話したいと思いますっ!
【目次】
- Ron "Bumblefoot" Thalとは
- 初めてのロンサール
- 2回目のロンサール
- オススメの曲
- ロン、来日するってよっ!
- 生のロンサール
- なんでも弾いてあげるって言うから、リクエストしてみたっ!
- まとめ
Ron "Bumblefoot" Thalとは
Ron Thal (ロンサール)。アメリカ人。ハードロック及びヘヴィメタル(HR/HM)界のギターヒーロー。
KISSのアルバム「Alive」に特に影響を受けたようですが、彼が奏でるメロディはクラシックやブルースなどの要素も含んでいることが感じられます。彼のニックネームである “Bumblefoot” は、彼の奥さんが獣医学の勉強をしている際に、細菌感染で同じ名前があることを知り、そこから取ったと言われています。2006年頃からGuns N’ Rosesのリードギターを担当し、現在は自身のバンド “Sons Of Apollo” でMr. BIGの超絶技巧ベーシスト/ビリーシーンと共に精力的に活動しています。
詳しく知りたい方は、リンク先をご覧ください。
https://en.wikipedia.org/wiki/Ron_%22Bumblefoot%22_Thal
初めてのロンサール
僕が初めて彼を知ったのはヤングギターという音楽雑誌でした。
ヤングギターでは毎回付録で、有名なギタリストにそのテクニックや名曲のデモンストレーションを収録したDVDを付属しており、
たまったま買った号がロンサール特集で、それに収録されている彼の
「Guitars SUCK」と「Chopin Fantasie」に衝撃を受けました。
2回目のロンサール
元々ヤングギターで知ったロンを再び大々的に見たのが、Guns N’ Roses!
ガンズの6枚目のアルバム ”Chinese Democracy” で参加しており、これがまたツアーで弾きまくってます!
因みにこのアルバムは題名からも察せますが、中国では販売禁止になっております。
※中国にもHR/HMファンはいると思うし、名盤なのにもったいない事をしてるなぁと思うのですが、国や人それぞれ考え方の違いがありますし、仕方ないのでしょうね・・・
オススメの曲
上記で少し触れていますが、僕のオススメの曲を挙げていきます。
・Guitars SUCK
ネオクラシカル調のインストゥルメンタルです。オペラ風のコーラスがまた良い味を醸してします。この曲のすごい所は、24フレット以降のフレットが無い部分でも音を出していることです!
彼の奏法の一つの特徴でもあるのですが、右手の小指に裁縫用の "指ぬき(かぶせ型)" を装着して、フレットが無い部分の弦に触れ、音を出すというテクニックがあり、これにより超高音域の演奏を可能にしています。
ロンの曲(演奏)ではこの奏法を多用しています。
出典:https://ec.line.me/product/2400442558/
・Chopin Fantasie
こちらもネオクラシカル調のインストです。この曲はショパンの幻想即興曲をベースにしており、演奏動画観ればその物凄さがわかると思います。
僕の1番好きな曲です。
・Chinese Democracy
Guns N' Rosesのアルバムタイトルにもなっている曲です。この曲のギターソロで、ロンは “キルスイッチ※" を使用した奏法を披露しており、このスイッチの絶妙な使い方が、ギターソロを更にかっこよくしています!
※キルスイッチとは、押している間、音が遮断(ミュート)されるスイッチです。エディヴァンヘイレンのシグネチャーモデルにも搭載されている機種があるのを記憶しています。
・Better
これもChinese Democracyに収録されている曲です。
・Argentina
彼のソロアルバム "Little Brother Is Watching" に収録されています。
彼はソロでは歌もよく歌っているので、是非聴いてみてください。
ロン、来日するってよっ!
2019年3月21日〜24日にかけて緊急来日し、東京/横浜/名古屋/大阪に於いてエレキギターとアコギで公演するよってイベント情報がありました。3月に入ってから急に。
僕は尊敬するギタリストの1人を間近で観れるかもしれないと、3/21のチケ(¥6,000)を即申込みました!限定10名のロンとの食事会付きチケ(¥25,000)もあったのですが、英語が話せないコンプが邪魔して断念しました…
余談・・・チケの申込みは "Peatix" というイベントアプリでした。今回初めて利用したんですが、アプリ上でチケ購入ができ且つ、行けなくなった時などの譲渡までアプリ上で出来る優れものでした!ライブ以外のイベントもあり、検索機能も搭載しているので興味がある方は使ってみてください。
Peatix https://peatix.com/?lang=ja
生のロンサール
僕が観たかったのはもちろん、エレキギターを弾くロンですが、たまたま初日の東京公演がエレキギターの回だったので、ラッキーでした♪
会場は六本木のBANxKARA ZONE-R!
開場直後くらいの時間に入場したのですが、なな、なんと、ロンは既にステージで演奏しているではありませんかっ!しかもお客さんも10数名いるし!
僕は時間を間違えたのかと思いましたが、なんとロンのウォーミングアップを早く来ていた客に公開していたみたいなんです!そういう情報は早めにくださいよ…(T-T)
ウォームアップからめちゃくちゃ弾きまくってるロンですが、また彼が喋ること、喋ること…(・ω・;) ガンズのアクセルがテーブルから落ちる話やSons Of Apolloの裏話、音楽理論、ロンのジャケットが臭い話などなど面白いんですが、超絶演奏⇒めちゃ喋る⇒超絶演奏⇒めちゃ喋るの繰り返しで、もうHR/HM界の明石家さんまさん状態ですよw
なんでも弾いてあげるって言うから、リクエストしてみたっ!
そんな中、リクエストに答えて弾いてくれると言うので、真っ先に手を挙げて1番好きなロンの曲、" Chopin Fantasie(CF)" をリクエストしましたっ!するとロンは「ニルバーナとかくると思ってたのに・・・言わなきゃよかった・・・」と言って後悔していましたw
なぜ後悔してたかと言うとロンはCFを練習しておらず、久々に演奏するからだったそうですw 流石にCDの様には弾けない様子でしたが、僕的にはそれがまた感動しました!何故ならCFは、ロンでも事前に練習しておかないと弾けないくらい難しい曲だという証明になったと思えたからですっ!!!
まとめ
僕が初めてロンサールを知った雑誌(ヤングギター)ですが、この巻中にGuitars SUCKとChopin FantasieのTAB譜が載っており、何度かコピーにチャレンジしましたが、あまりの難しさに断念していました・・・
ですが今回、本人による生演奏に感動し、改めてチャレンジしてみようと思いましたっ!youtubeでもたくさん映像が観れますので、興味がある方は是非ご覧になって観てくださいっ!ではまた。