【書籍紹介】知らないと損する!池上彰の "お金" の学校
こんにちは!
ギター大好き "こばちゃん" ですっ!
で、す、が…今回はオススメの書籍を紹介したいと思います。テーマは "お金" です。
【目次】
軽い気持ちで手にとってみた
その当時、株取引をしながらその流れで財務諸表や会計などの勉強をしていた時に、書店でふと目に止まり、軽い気持ちで手にとってみました。
池上彰さんについて
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E4%B8%8A%E5%BD%B0
説明が不要なくらい有名な方ですねf^_^;
簡単に著者説明しますと…
1950年、長野県生まれ。ジャーナリスト・著作家です。68歳 (2018年現在)。今現在色々な大学の教授もなされております。
かつてはNHKに勤めており、社会部の記者やニュースキャスターを経験。2005年に退職。フリーのジャーナリストとして現在に至るそうです。
本の概要
「日本の借金の額(国債の発行残高)は、まもなく1000兆円に達する(2011年当時)勢いです。」と、天文学的な金額に目を見張るまえがきから始まります。
そして本編は、お金の歴史から始まり、
銀行(金利、銀行の利用法)
投資(株、債権、信託、FX、金、ETF、先物)
保険(生命保険、損害保険、年金)
税金(所得税、消費税など)
ニュースの中のお金(円高円安、GDP、デフレインフレ)
身近なお金(給料、格安商品、ギャンブル)
という構成になっており、世の中のあらゆる "お金" について学ぶことができます。
感想
物々交換の時代から効率化を高める為に “貝” などが使用されていたそうです。いずれそれは交換効率を上げるために代替され、最終的に “金や銀” などの価値の高い鉱物になる。また更に効率化を図るために、貨幣になる。この一連の流れは、持ち運びの容易さや交換のやりやすさをとことん追求する行為、つまり “合理化” をしています。
正直、大昔の人達も頭が良かったんだなと思いますし、人は古来より合理化・最適化をしていこうとする生き物であるという事実に、面白さを感じます。
また、日本の景気を左右する “日本銀行” の在り方についての話も面白いです。
“公定歩合” で景気をコントロールしていた時代が終わった後、どうやって景気をコントロールしていくのか?
公定歩合を終了した動機も、終了後のコントロール方法も、そのアイデアに感心させられます。さすが日本! ※他国を参考にしたのかもしれませんが・・・
後半は、税金や円高円安、GDP、デフレインフレと、普段ニュースでよく目にする単語について学べ、日常のニュースについて理解が深まり、ニュースを見るのが楽しくなるかもしれません。